談話分析 文献案内(編集中)

ここでは、談話分析に関する論文、書籍を 

 

①概説的なもの、辞典類        

②文、話段、文章

③文末表現、形式       

④発話機能、談話展開、発話連鎖

⑤日朝対照、朝鮮語の談話 

⑥あいづち、フィラー、談話標識

⑦スピーチレベル、ポライトネス  

⑧文字化

 

に分けて紹介しています。今後、談話分析で論文を書く方は、参考になさってください。今のところ、日本語で書かれた論文のみを紹介していますが、将来的には、英語、朝鮮語で書かれた論文も紹介していくつもりです。

 

<おことわり>

1.上記①~⑧の分類は、非常におおかまなものになっていますので、詳細な内容は、ご自身で論文にあたってみるようにしてください(中には分野横断的な論考もあり、厳密な分類ができないものも含まれています)。

2.ここで紹介している論文、書籍の中には、自然談話を分析対象としていないものも含まれています。これらは、厳密な意味では、談話分析として扱うことができませんが、ここでは「話しことば」の特徴に関わる論考は、広範囲に採用しています。

3.本ページは、目下、編集の最中であり、網羅的ではない項目も含まれます。


 

概説的なもの、辞典類

 

伊藤晃(2010)『談話と構文』岡山:大学教育出版

 

岩田祐子、重光由加、村田泰美(2013)『概説:社会言語学』東京:ひつじ書房

 

石崎雅人、伝康晴(2001) 『談話と対話』(「言語と計算」3 東京:東京大学出版会

 

亀井孝、河野六郎、千野栄一編(1996) 『言語学大辞典 第6巻 術語編』第1 東京:三省堂

 

串田秀也、好井裕明(2010)『エスノメソドロジーを学ぶ人のために』京都:世界思想

 

久野暲(1978)『談話の文法』東京:大修館書店

 

小泉保編(2000)『言語研究における機能主義』東京:くろしお出版

 

国立国語研究所(1955)『談話語の実態』秀英出版(倒産)

 

国立国語研究所(1960)『話しことばの文型(1)-対話資料による研究-』東京:秀英出

 

国立国語研究所(1983)『談話の研究と教育1』東京:大蔵省印刷局

 

国立国語研究所(1987)『日本語教育映画基礎編 総合文型表』東京:日本シネセル株式会社

 

国立国語研究所(1987)『談話行動の諸相:座談資料の分析 』東京:三省堂

 

国立国語研究所(1989)『談話の研究と教育2』東京:大蔵省印刷局

 

児玉徳美(2004)『意味分析の新展開ことばの広がりに応える』東京:開拓社

 

佐久間まゆみ、杉戸清樹、半澤幹一(1997)『文章・談話のしくみ』東京:おうふう

 

定延利之、中川明子(2005)「非流ちょう性への言語学的アプローチ-発音の延伸・とぎれを中心に-」『文と発話 1 活動としての文と発話』東京:ひつじ書房

 

ザトラウスキー・ポリー(1997)「かかわりあう」『文章・談話のしくみ』東京:おうふう

 

鈴木聡志(2007)『会話分析・ディスコース分析ことばの織りなす世界を読み解く』東京:新曜社

 

デボラ・カメロン、林  宅男(2012)『話し言葉の談話分析』(言語学翻訳叢書 15) 京:ひつじ書房

 

津田早苗 (1994)『談話分析とコミュニケーション』東京:リーベル出版

 

筒井佐代(2012)『雑談の構造分析』東京:くろしお出版

 

西尾実、時枝誠記(1958)『談話と文章の理論と教育』東京:朝倉書店

 

日本語記述文法研究会(2009)『現代日本語文法7(12部・第13)  談話・待遇表現』東京:くろしお出版

 

橋内武(1999)『ディスコース談話の織りなす』東京:くろしお出版

 

林宅男(2008)『談話分析のアプローチ:理論と実践』東京:研究社

 

細川弘明(1987)「インタビューによる非対称性」谷泰編『社会的相互行為の研究』 都:京都大学人文科学研究所

 

堀口純子(1997)『日本語教育と会話分析』東京:くろしお出版

 

前田正一編(2005)『インフォームド・コンセント-その倫理と書式実例-』東京:医学書院

 

マイケル・スタッブズ著、南出康世、内田聖二訳(1989)『談話分析:自然言語の社会言語学的分析』東京:研究社出版

 

マルコム・クールタード著、吉岡昭市、貫井孝典、鎌田修訳(1999)『談話分析を学ぶ人のために』京都:世界思想社

 

南不二男(1983)「談話の単位」『談話の研究と教育』東京:国立国語研究所

 

南不二男(1985)「質問文の構造」水谷静夫 共編『朝倉日本語新講座 文法と意味』東京:朝倉書店

 

メイナード・泉子・K (1993)『会話分析』東京:くろしお出版

 

メイナード・泉子・K (1997)『談話分析の可能性:理論・方法・日本語の表現性』東京:くろしお出版

 

メイナード・泉子・K (2004)『談話言語学:日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究』東京:くろしお出版

 

メイナード・泉子・K (2005)『談話表現ハンドブック:日本語教育の現場で使える』東京:くろしお出版

 

森岡清美、塩原勉、本間康平編(1993)『新社会学辞典』東京:有揖閣

 

山岡政紀(2008)『発話機能論』東京:くろしお

 

ルート・ヴォダック、ミヒャエル・マイヤー(2010)『批判的談話分析入門クリティカル・ディスコース・アナリシスの方法』東京:三元社

 

 

文、話段、文章

 

佐久間まゆみ(1987)「文段認定の一基準()-提題表現の統括-」『文藝言語研究言語編』11 茨城:筑波大学文芸・言語学系

 

佐久間まゆみ(1990)「文段認定の一基準()-接続表現の統括-」『文藝言語研究言語編』17 茨城:筑波大学文芸・言語学系

 

佐久間まゆみ(1992)「文章と文-段の文脈の統括-『日本語学』11(4) 東京:明治書

 

佐久間まゆみ(2003)「文章・談話における『段』の統括機能」佐久間まゆみ編『朝倉日本語講座7 文章・談話』東京:朝倉書店

 

佐久間まゆみ(2006)『「日本語機能文型」教材開発のための基礎的研究 早稲田大学日本語研究教育センター2005 年度重点研究 研究成果報告書』 東京:早稲田大学日本語研究教育センター

 

伝康晴編『活動としての文と発話』東京:ひつじ書房

 

ザトラウスキー・ポリー(1991)「会話分析における「単位」について-「話段」の提案」『日本語学』東京:明治書院

 

ザトラウスキー・ポリー(2005)「談話と文体-感情評価の動的な過程について-」中村明他編『表現と文体』東京:明治書院

 

杉戸清樹(1984)「談話の単位について」『言語生活』393 東京:筑摩書房

 

文末表現、形式

 

伊豆原英子(2003)「終助詞『よ』『よね』『ね』再考」『愛知学院大学教養部紀要』51-2 愛知:愛知学院大学一般教育研究会

 

伊藤丈志(2003)「談話における情報のなわ張り 肯定応答文形式の分析」『沖縄大学人文学部紀要』4 沖縄:沖縄大学人文学部

 

今村圭介(2013)「英語を母語とする日本語学習者の中間言語的スタイル切り換え-文末形式を中心に」『日本語研究』33  東京:首都大学東京

 

上原聡、福島悦子(2004)「自然談話における「裸の文末形式」の機能と用法」『世界の日本語教育』14 東京:独立行政法人国際交流基金

 

大上協子 (2013)「情報要求に応える情報提供部分に現れる 「よ」 が付加される発話の種類とその出現位置」『日本語・日本文化研究』23 大阪:大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻

 

大曽美恵子(2005)「終助詞『よ』『ね』『よね』再考-雑談コ-パスに基づく考察-」『言語教育の新展開  牧野成一教授古稀記念論集』『シリーズ言語学と言語教育』第4   東京:ひつじ書房

 

大浜るい子(2004)「終助詞『よ/ね』の機能再考-文脈指定機能を中心に-」『広島大学日本語教育研究』14 広島:広島大学

 

荻原稚佳子(2011)「日本語母語話者による自由会話における「言いさし」の使用と解釈」『明海大学外国語学論集』23 千葉:明海大学

 

小田美恵子(2002)「中途終了型発話の横断的研究中上級韓国人学習者の発話から『龍谷大学国際センター研究年報』11 京都:龍谷大学国際センター

 

加藤重広 (2001)「文末助詞『ね』『よ』の談話構成機能」『富山大学人文学部紀要』35 富山:富山大学人文学部

 

加藤陽子 (2005)「話し言葉における発話末の「みたいな」について」『日本語教育』124 東京:日本語教育学会

 

川岸貴子、安武知子(2011)「発話意図と文末形式のインターフェース -現代日本語における話し方スタイルの交替現象-  」『愛知教育大学研究報告  人文・社会科学編』60 愛知:愛知教育大学

 

北澤尚(2003)「文末形式「て」「って」「ってば」の推移について」『東京学芸大学紀要  2部門  人文科学』54 東京:東京学芸大学

 

許夏玲(1999)「文末の「って」の意味と談話機能」『日本語教育』101 東京:日本語教育学会

 

金秀容(2011)「女性文末形式の発話機能に関する一考察 :文末形式に関する二項対立的な解釈の検証から」『人間文化創成科学論叢』14 東京:お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科

 

黒沢晶子(2010)「「名大会話コーパス」に現れた文末形式:普通体と丁寧体に違いはあるのか」『山形大学留学生教育と研究』2 山形:山形大学

 

元春英(2010)「会話の文末における 「タラ」「バ」 の終助詞的用法」『言葉と文化』11名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻

 

白川博之(1990)「「テ形」による言いさしの文について」『広島大学  日本語教育学科紀要』創刊号  広島:広島大学教育学部  日本語教育学科

 

白川博之(1992)「終助詞『よ』の機能」『日本語教育』77 東京:日本語教育学会

 

白川博之(1995)「タラ形・レバ形で言いさす文」『広島大学  日本語教育学科紀要』5 広島:広島大学教育学部  日本語教育学科

 

白川博之(1996)「「ケド」で言い終わる文」『広島大学  日本語教育学科紀要』6 島:広島大学教育学部  日本語教育学科

 

白川博之(2009)『「言いさし文」の研究』東京:くろしお出版.

 

鈴木洋子(2004)「確認を要求する日本語応答期待文の文末形式とその機能-母語話者と学習者の使用から」『応用言語学研究』6 千葉:明海大学大学院応用言語学研究科 紀要編集委員会

 

杉山ますよ(2001)「対談番組にみられる「中途終了型発話」-表現形式, 生起理由, 話のストラテジー」『別科論集』3 東京:大東文化大学別科日本語研修課程

 

高橋太郎(1993)「省略によってできた述語形式」『日本語学』12-10 東京:明治書院

 

玉懸元(2005)「文末形式と談話構造」『国語学研究』44 「国語学研究」刊行会

 

俵山雄司(2010)「談話終結部における文末表現の使用傾向:日本語学習者と日本語母語話者の作文の比較から」『日本語教育方法研究会誌』17-2 日本語教育方法研究会

 

陳常好(1987)「終助詞-話し手と聞き手の認識ギャップをうめるための文節辞」『日本語学』6-10 東京:明治書院

 

陳文敏(2000)「日本語母語話者の会話に見られる「中途終了型」発話-表現形式及びその生起の理由-」『言葉と文化』創刊号 愛知:名古屋大学大学院 国際言語文化研究科  日本言語文化専攻

 

寺尾綾(2010)「文末形式の運用とスタイル切り換え:日本語を学ぶ中国語母語話者の縦断データから」『阪大日本語研究 22 大阪:大阪大学大学院文学研究科日本語学講座

 

銅直信子(2000)「談話参加者の情報量と文末表現-ネ・ダロウ・ノダロウを中心に-」『千葉工業大学研究報告 人文編 37 千葉:千葉工業大学

 

永田良太(2001)「接続助詞ケドによる言いさし表現の談話展開機能」『社会言語科学』3-2 東京:社会言語科学会

 

成田麻衣子(2004)「現代語における文末表現の分析:「ケド」 で終わる文を中心に」『昭和女子大学大学院日本語教育研究紀要』2 東京:昭和女子大学

 

蓮沼昭子(1996)「終助詞『よ』の談話機能」『言語探求の領域 小泉保博士古稀記念論文集』東京:大学書林

 

李恩美2008)「日本語「中途終了型発話」する一考察-表現形式発話機能中心-」『일본어문학(日本語文学)42 大邱:일본어문학회(日本語文学会)

 

조영호남가영(2010)「談話られる文末表現 , んだ 意味機能-face 行爲中心」『일본근대학연구(日本近代学研究)28 釜山:韓国日本近代学会

 

発話機能、談話展開、発話連鎖 

会話分析の枠組みにおけるものも含む。

 

宇佐美まゆみ、嶺田明美(1995)「対話相手に応じた発話導入の仕方とその展開パターン:初対面二者間の会話分析より」『名古屋学院大学日本語学・日本語教育論集』2  愛知:名古屋学院大学

 

梅木俊輔(2009)「ターン管理と発話連鎖への期待に関する一考察-韓日接触場面における情報要求場面を中心に-」『言語科学論集』13 宮城:東北大学

 

岡部悦子(2003)「課題解決場面における「くり返し」」『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』16 東京:早稲田大学日本語研究教育センター

 

落合るみ子、植野貴志子、野村佑子(2006)「日本語会話における同調促進装置としてのあいづち、繰り返し、テイクオーバー:米語会話との比較から」『日本女子大学大学院 文学研究科紀要』12 東京:日本女子大学大学院 文学研究科

 

木暮律子(2001)「表現形式から見た発話権取得の方法情報要求発話を受け継ぐ場合」『平成13年度日本語教育学会 第9回研究集会 予稿集』東京:日本語教育学会

 

串田秀也(2007)「第16回ワークショップ 日本語会話におけるWH質問-応答連鎖」『社会言語科学』 9-2 東京:社会言語科学会

 

熊谷智子、木谷直之(2009)「発話の繰り返し、語りの重ね合い三者面接調査における共感表出行動」『待遇コミュニケーション研究』6 東京:待遇コミュニケーション学会

 

黄英哲(2003)「情報要求に対する応答発話の準備と展開の技術について-日本語のインタビュー会話をデータにした記述-」『比較社会文化研究』14 福岡:九州大学

 

甲田直美(2005)『談話・テクストの展開のメカニズム:接続表現と談話標識の認知的考察』東京:風間書房

 

斎藤里美(1989)「日本語教育における疑問文・質問文-コミュニケーション上の機能からみた日本語教材の課題-」『日本語学』8-7 東京:明治書院

 

佐々木由美(1996)「日本人学生の異文化コミュニケーションスタイル:中国人・アメリカ人との日本語会話における「情報要求」発話分析」『言語文化と日本語教育』11 東京:お茶の水女子大学

 

佐々木由美(1998)「初対面の状況における日本人の「情報要求」の発話 同文化内および異文化コミュニケーションの場面」『異文化間教育』東京:異文化間教育学

 

ザトラウスキー・ポリー(1993)『日本語研究叢書5 日本語の談話の構造分析-勧誘のストラテジーの考察-』東京:くろしお出版

 

杉戸清樹(1987)「発話のうけつぎ」『国立国語研究所報告92 談話行動の諸相-座談資料の分析-』東京:三省堂

 

杉山ますよ(2002)「くり返しの形状・分布と機能」『別科論集』4 東京:大東文化大 日本語研修課程

 

鈴木香子(2003)「ラジオの心理相談の談話の構造分析」『早稲田大学日本語教育研究』3 東京:早稲田大学大学院 日本語教育研究科

 

鈴木香子(2007)「機能文型に基づく相談の談話の構造分析」早稲田大学大学院 日本語教育研究科 博士学位論文(非刊行) 東京:早稲田大学

 

田中妙子(1997)「会話における<くりかえし>-テレビ番組を資料として-」『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』9 東京:早稲田大学日本語研究教育センター

 

田中妙子(1998)「会話における質問発話の効果について」『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』11 東京:早稲田大学日本語研究教育センター

 

戸江哲理(2008)「糸口質問連鎖」『社会言語科学』10-2 東京:社会言語科学会

 

中井陽子(2003)「話題開始部で用いられる質問表現-日本語母語話者同士および母語話者/非母語話者による会話をもとに-」『早稲田大学日本語教育研究』2 東京:早稲田大学大学院日本語教育研究科

 

中田智子(1991)「会話にあらわれるくり返しの発話」『日本語学』10-10 東京:明治書院

 

中田智子(1992)「会話の方略としてのくり返し」『国立国語研究所報告 104 研究報告 13』東京:国立国語研究所

 

西阪仰(2005)「複数の発話順番にまたがる文の構築プラクティスとしての文法II『シリーズ文と発話 1巻活動としての文と発話』東京:ひつじ書房

 

西阪仰(2006)「反応機会場と連続子-文のなかの行為連鎖-」『研究所年報』36 京:明治学院大学 社会学部付属研究所

 

福富奈美(2006)「日本語会話における情報要求場面の発話交換:母語話者と非母語話者の相違を中心に」『人間社会学研究集録』1 大阪府:大阪府立大学大学院人間社会学研究科

 

福富奈美(2010)「日本語会話における「くり返し」発話について」『言語文化学研究言語情報編』大阪:大阪府立大学

 

牧野成一(1980)『くりかえしの文法』東京:大修館書店

 

増田将伸(2006)「質問を用いた働きかけのストラテジー-質問の二面性の反映として-」『待遇コミュニケーション研究』4 東京:待遇コミュニケーション研究会

 

南雅彦(2015)「談話構造:日本語学習者の話し言葉と書き言葉 (入門:第二言語習得研)  (第二言語の実態:習得と運用)」『日本語学』34-14), 68-81 東京:明治書院

 

楊虹(2012)「初対面会話における「同意要求応答」の連鎖の分析共感構築の観点か」『鹿児島県立短期大学紀要』63 鹿児島:鹿児島県立短期大学

 

吉田睦(2008)「中上級日本語学習者と母語話者の談話展開会話進行に伴う情報要求表現に着目して」『筑波応用言語学研究』15 茨城:筑波大学

 

吉田睦(2009)「会話内の質問表現が持つ多義性-応答表現からみる会話構築を中心に」『筑波応用言語学研究』16 茨城:筑波大学

 

李麗燕(1995)「日本語母語話者の会話管理に関する一考察-日本語教育の観点から」『日本語教育』87 東京:日本語教育学会

 

日朝対照、朝鮮語の談話 

何らかのレベルで朝鮮語の談話を扱ったものは、全てここに。

 

石塚ゆかり(2012)「韓国語の聞き伝え談話に関する一考察:韓国語母語話者による文末形式の切り替え」『韓国語教育研究』2 東京:日本韓国語教育学会

 

印省熙(2006)「日本語の「のだ」と韓国語の「-ㄴ것이다 会話文の平叙文の場合」『朝鮮語研究』3 東京:朝鮮語研究会(くろしお出版刊)

 

金アラン(2011)「韓国語の非丁寧体のスピーチシフトに関する一考察-年齢・男女差及び文の種類を中心に-」『国際文化研究』17 宮城:東北大学

 

金アラン(2012)「韓国語における非丁寧体「hanta体」の待遇度と文の種類の関係 : 「年年上」での使用を中心に」『待遇コミュニケーション研究』9 東京:待遇コミュニケーション研究会

 

金アラン(2013)「韓国語のスピーチレベルシフトの現れ方とその要因をめぐって : 画シナリオをデータとして」『韓国語学年報』9 千葉:神田外語大学 韓国語学会

 

金アラン(2014)해요体の命令文の実現様相に関する一考察 : 大学生の自然会話をデータとして」『韓国語学年報』10 千葉:神田外語大学 韓国語学会

 

Kim Angela A-Jeoung(2012)「韓国語の談話標識「マッ」()の機能についての考察」『慶應義塾外国語教育研究』8 東京:慶應義塾大学外国語教育研究センター

 

金敬善(1998)「電話会話における終結部展開の韓日対照 -主要部と終結部のかかわりを中心に-」『紀要』28 大阪:大阪女学院大学・短期大学

 

金庚芬(2002)「「ほめに対する返答」の日韓対照研究」『言語・地域文化研究』8 東京外国語大学大学院 地域文化研究科

 

金志宣(2000)turn及びturn-takingのカテゴリー化の試み-韓・日の対照会話分析」『日本語教育』105 東京:日本語教育学会

 

金善美(2015)「韓国語済州方言の自然発話の書き起こしテキスト:昔の食べ物」『ありあけ:熊本大学言語学論集』14 熊本:熊本大学文学部  言語学研究室

 

金智賢(2008)「韓国語と日本語の談話における「無助詞」の対照研究--現場性と主題を手がかりに」『言語情報科学』6  東京:東京大学大学院 総合文化研究科言語情報科学専攻

 

金珍娥(2002)「日本語と韓国語における談話ストラテジーとしてのスピーチレベルシフト」 『朝鮮学報』183 奈良:朝鮮学会

 

金珍娥(2004a)「韓国語と日本語のturnの展開から見たあいづち発話」『朝鮮学報』191 奈良:朝鮮学会

 

金珍娥(2004b)「韓国語と日本語の文, 発話単位, turn-談話分析のための文字化システムによせて-」『朝鮮語研究2』東京:くろしお出版

 

金珍娥(2006)「日本語と韓国語の談話における文末の構造」東京外国語大学 博士学位論文

 

金珍娥(2010)「〈非述語文〉の現れ方とdiscourse syntax-日本語と韓国語の談話から」『朝鮮学報』217 奈良:朝鮮学会

 

金珍娥(2013)『談話論と文法論-日本語と韓国語を照らす』東京:くろしお出版

 

金珍娥(2014)「〈話されたことば〉のコーパスと韓国語教育:日韓対照言語学と談話論研究から (外国語教育学会2013年度シンポジウム 外国語教育と言語コーパス)『外国語教育研究』17 東京:外国語教育学会

 

金美貞(2005)「韓国における接客言語行動に関する事例研究:文末形式選択のダイナミックス」『社会言語科学』7-2 東京:社会言語科学会

 

金昴京(2015)「韓国高年層の残存日本語談話資料」『福岡大学研究部論集A, 人文科学編』14-2 福岡:福岡大学

 

元智恩(2003)「断わる場面における「ノダ」文と「 같다(geos gata)文について:それらのつかない文との印象比較」『社会言語科学』6-1 東京:社会言語科学会

 

元智恩(2005)「断わりとして用いられた日韓両言語の「中途終了文」-ポライトネスの観点から-」 『日本語科学』18 東京:国立国語研究所『日本語科学』編集委員

 

厳廷美(2001)「日本語と韓国語の言いわけ表現の対照研究:依頼談話の場合」『言語文化研究』 20-2 愛媛:松山大学

 

呉恵卿(2013)「韓国語談話における呼称語の役割:話者の談話管理を中心に」『教育研究』 55 東京:国際基督教大学 教育研究所

 

呉恵卿(2014)「リズム,音楽,そしてバーバルアート:韓国の市場談話を例に」『教育研究』56 東京:国際基督教 大学

 

佐藤惠理(2005)「スピーチレベルシフトにおける中途終了型発話についての一考察 韓国語との比較から」『일본어문학31 大邱:일본어문학회(日本語文学会)

 

申媛善(2006)「情報のやりとりにおける受信者側の働き-日本語話者と韓国語話者の比較」『筑波応用言語学研究』13 茨城:筑波大学

 

曺英南(2002)「韓国語母語話者における言いさし表現の意識調査-述部まで述べた言い切り表現との比較を通して-」『言語文化と日本語教育』第23 東京:御茶の水女子大学 日本言語文化学研究会

 

曺英南(2004)「言いさし表現に関する韓日対照研究」お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科 比較文化学 博士学位論文

 

平香織(2003)「韓国語の終結語尾'-'(-ney)と日本語の終助詞「ね」の対照研究--階層的記憶モデルの観点から」『東北大学留学生センター紀要』7 宮城:東北大学留学生センター

 

平香織(2004)「現代朝鮮語の終結語尾'- ()' (-lkel(yo))に関する一考察」『沖縄国際大学総合学術研究紀要』8-1 沖縄:沖縄国際大学

 

平香織(2005)「現代朝鮮語の終止形語尾<->に関する一考察」『韓国語学年報』1 葉:神田外語大学 韓国語学会

 

平香織(2009)「文末に見る話し手の心的態度の違い-韓国語の終結語尾(半言)と日本語の終助詞を対象として」東北大学言語認知総合科学COE論文集刊行委員会編『言語・脳・認知の科学と外国語習得』東京:ひつじ書房

 

平香織(2013)「朝鮮語における話しことば形に関する予備調査(1)」『韓国語学年報』9 千葉:神田外語大学 韓国語学会

 

平香織(2014)「朝鮮語における話しことば形に関する予備調査(2)」『韓国語学年報』10 千葉:神田外語大学 韓国語学会

 

髙木丈也(2010)「日本語と朝鮮語の談話における「中途終了発話文」の出現とその機能」 日本言語学会 141回大会 予稿集

 

髙木丈也(2012)「日本語と韓国語の談話におけるいわゆる『中途終了発話文』の出現とその機能」『社会言語科学』15- 1 東京:社会言語科学会

 

髙木丈也(2013a)「日本語と韓国語の自然談話に現れる「くり返し発話」」『待遇コミュニケーション研究』10 東京:待遇コミュニケーション学会

 

髙木丈也(2013b)「日本語と朝鮮語の自然談話における「情報要求」を表す「中途終了発話文」『朝鮮語研究5』 東京:朝鮮語研究会(ひつじ書房刊)

 

髙木丈也(2014)「日本語と韓国語の談話における発話文生成メカニズム-「質問」を表す「中途終了発話文」を中心に-」『待遇コミュニケーション研究』11 東京:待遇コミュニケーション学会

 

池玟京(2012)「韓国語接続助詞neundeの機能」『言語情報科学』10 東京:東京大学大学院 総合文化研究科言語情報科学専攻

 

池玟京(2013)「文末表現による共通認識領域の構築:日本語の「じゃないか」と韓国語の「-잖아」を中心に」『韓国語学年報』9 千葉:神田外語大学 韓国語学会

 

池玟京(2013)「現代韓国語の接続語尾「는데 neunde」について」『朝鮮語研究』5 京:朝鮮語研究会(ひつじ書房刊)

 

丁仁京(2009)「韓国語の終結語尾'-ㄹ걸(-lgeol)'に関する考察:コーパスに基づく分析」『言語と文明:論集』7 千葉:麗澤大学大学院言語教育研究科

 

張雪梅(2013)「日本語と延辺朝鮮語における「依頼一拒絶一再依頼」の展開について談話構造とストラテジーの考察を中心に」『国際協力研究誌』19-3 広島:広島大学大学院 国際協力研究科

 

鄭賢貞(2004)「日本語と韓国語の談話におけるスピーチレベルシフト」『日本語教育と異文化理解』3 愛知:愛知教育大学国際教育学会

 

任炫樹(2002)「日韓断り談話における初出あいづちマーカー」『ことばの科学』15 知:名古屋大学言語文化研究会

 

任炫樹(2004a)「日韓断り談話に見られる理由表現マーカー-ウチ・ソト・ヨソという観点から」『日本語科学』15 東京:国書刊行会

 

任炫樹(2004b)「日韓断り談話におけるポジティプ・ポライトネス・ストラテジー」『社会言語科学』6-2 東京:社会言語科学会

 

野間秀樹(2006)「現代朝鮮語の丁寧化のマーカー-yo/-iyoについて」『朝鮮学報』199200 奈良:朝鮮学会

 

白峰子著、松尾勇訳(2007)「談話状況を考慮した韓国語文法教育」『朝鮮学報』202 奈良:朝鮮学会

 

朴承圓(2000)「「不満表明表現」使用に関する研究:日本語母語話者・韓国人日本語学習者・韓国語母語話者の比較」『言語科学論集』4 宮城:東北大学

 

堀江薫(2005)「日本語と韓国語の文法化の対照:言語類型論の観点から」『日本語の研究』1-3 東京: 日本語学会

 

堀江薫、金延珉(2011)「日韓語の文末表現に見る語用論的意味変化 機能主義的類型論の観点から」高田博行・椎名美智・小野寺典子編『シリーズ言語学フロンティア03 歴史語用論入門 過去のコミュニケーションを復元する』東京:大修館書店

 

文彰鶴(2011)「日本語と韓国語の文末形式に関する対照研究-「知覚表明」と「知識表明」の概念を中心として」『言語情報科学』9 東京:東京大学大学院総合文化研究科 言語情報科学専攻

 

松田勇一、金英姫、李周殷、朴銀南(20x)「韓国人日本語学習者にみられるプラグマティック・トランスファー:依頼場面における韓国語の請誘形「〜」の影響について」『茨城大学留学生センター紀要』5 茨城:茨城大学

 

吉田さち(2005)「二言語の能力とコード・スイッチング:韓国系民族学校の高校生を対象として」『社会言語科学』8-1 東京:社会言語科学会

 

李殷娥(1995)「透明な言語・不透明な言語-韓日の婉曲表現と挨拶表現をめぐって」『朝鮮学報』157 奈良:朝鮮学会

 

李英蘭(2013)「韓国語の「-n kes-ita」文について :「主題-解説」構造の観点から」『言語情報科学』11 東京:東京大学大学院 総合文化研究科言語情報科学専攻

 

李吉鎔(2001)「日・韓両言語における反対意見表明行動の対照研究:談話構造とスキーマを中心として」『阪大日本語研究』大阪:大阪大学

 

李光輝(2007)「韓国語の文末表現「-tamyense」類について」『言語情報科学』5 京:東京大学大学院 総合文化研究科言語情報科学専攻

 

李光輝(2010)「文末の「って」「んだって」と対応する韓国語について--元話者(情報)が第三者の場合を中心に」『近畿大学教養・外国語教育センター紀要 外国語編』1-1 大阪:近畿大学教養・外国語教育センター

 

李善姫(2006)「日韓の「不満表明」に関する一考察:日本人学生と韓国人学生の比較を通して」『社会言語科 学』8-2 東京:社会言語科学会

 

林美善(2003)「電話会話の開始部における日韓対照研究:20代の友人同士の電話会話から」『言語文化と日本語教育』26 東京:お茶の水女子大学日本言語文化学研究会

 

あいづち、フィラー、談話標識

 

石川創(2010)「あいづちとの比較によるフィラーの機能分析」『早稲田日本語教育研究』19 東京:早稲田日本語教育学会

 

今石幸子(1993)「聞き手の行動:あいづちの規定条件」『阪大日本語研究』5 大阪:大阪大学文学部日本学科

 

岡本真一郎、多門靖容(1998)「談話におけるダカラの諸用法」『日本語教育』98 東京:日本語教育学会

 

郭末任 (2005)「談話場面におけるづちの変化」『일본문화학보(日本文化学報)26 大田:한국일본문화학회(韓国日本文化学会)

 

クワンチャイ・セークー(1999)「会話における接続詞の「でも」について」『東京外国語大学日本研究教育年報』3 東京:東京外国語大学

 

権賢珠 (2006)「日本語の「語り」の談話における相づちの談話展開機能」『早稲田大学日本語教育研究』9 東京:早稲田大学大学院日本語教育研究科

 

小出慶一(2008)「発話行動における「で」の役割-「で」のフィラー化をめぐって-」『埼玉大学紀要』(教養学部) 44-2 埼玉:埼玉大学教養学部

 

小西いずみ(2003)「会話における「ダカラ」の機能拡張-文法機能と談話機能の接点」『社会言語科学』6-1 東京:社会言語科学会

 

椙本総子(1993)「談話標識と会話構成単位との関係(談話分析研究会,各研究プロジェクト研究(活動)報告,3次研究グループ研究集録)」『JACET Kansai journal 3 東京:一般社団法人大学英語教育学会

 

曺永湖(1996)「談話における「でも」の機能について」『文化』59宮城:東北大学文学会

 

田島弥生、石崎俊(2012)「日本語、韓国語、中国語の依頼談話における前置き表現の分析」『Studies in language sciencesjournal of the Japanese Society for Language Sciences』東京:開拓社

 

高橋淑郎(2001)「談話における接続詞「で」の機能」『國語學』52-3 東京:日本語学

 

谷崎和代(1994)「談話標識についての一考察-「だから」を中心に」『大阪大学言語文化学』3 大阪:大阪大学

 

陳相州(2011)「コーパスを利用した日本語談話標識「でも」「だから」の使用に関する研究」名古屋大学博士学位論文

 

冨樫純一(2002)「談話標識 「まあ」 について」『筑波日本語研究』7 茨城:筑波大学

 

冨樫純一(2004)「日本語談話標識の機能」筑波大学博士学位論文

 

中村香代子(2007)「日本語の感情表現と共に用いられるフィラーについて:自由記述式談話完成テストの回帰分析から」『語学教育研究論叢』24 東京:大東文化大学

 

新村知子(1996)「独話における接続詞・接続助詞表現の特徴-日本人大学生と外国人留学生の比較において-」『金沢学院大学文学部紀要』1 金沢:金沢大学

 

西野容子(1993)「会話分析について-ディスコースマーカーを中心として-」『日本語学』12-5 東京:明治書院

 

萩原孝恵(2007)「因果関係を表さない「だから」の存在」『昭和女子大学大学院言語教育・コミュニケーション研究』2 東京:昭和女子大学

 

蓮沼昭子(1991)「対話における「だから」の機能」『姫路獨協大学外国語学部紀要』4 兵庫:姫路獨協大学

 

浜田麻里(1991)「「デハ」 の機能: 推論と接続語」『阪大日本語研究』3 大阪:大阪大学文学部 日本学科

 

浜田麻里(1995)「サテ、デハ、シカシ、トコロデ-転換の接続詞-」『日本語類義表現の文法下』東京:くろしお出版

 

浜田麻里(1997)「話し言葉におけるダカラの分析試論」『大阪大学留学生センター研究論集多文化社会と留学生交流』創刊号大阪:大阪大学

 

日野資成(2003)「「しかし」と「でも」の談話分析」『福岡女学院大学紀要人文学部編』13 福岡:福岡女学院大学

 

広瀬浩三(2003)「関連性理論から見た談話標識」『島大言語文化』14 島根:島根大学

 

水谷信子(1983)「あいづちと応答」水谷修編『講座 日本語と表現3 話しことばの表現』東京:筑摩書房

 

水谷信子(1988)「あいづち論」『日本語学』7- 13  東京:明治書院

 

山根智恵(2002)『日本語の談話におけるフィラー』東京:くろしお出版

 

林淑璋(1999)「会話分析と談話標識-「で」「だから」を手がかりに」『言語情報科学研究』4東京:東京大学大学院総合文化研究科 言語情報科学専攻

 

以下は、編集中:

 

スピーチレベル、ポライトネス

 

宇佐美まゆみ(1995)「談話レベルから見た敬語使用スピーチレベルシフト生起の条件と機能」 『学苑』662 東京:昭和女子大学 近代文化研究所

 

宇佐美まゆみ(2003)「異文化接触とポライトネスディスコース・ポライトネス理論の観点から」『国語学』54-3 東京:日本語学会

 

曹永湖(2008)「言語表現と言語行為とのかかわりについて:Face理論を中心に(人間の日本語文理解・産出)『電子情報通信学会技術研究報告 TL, 思考と言語』108-184 京:一般社団法人電子情報通信学会

 

ペネロピ・ブラウン、スティーヴン・C・レヴィンソン(2011)『ポライトネス 言語使用における、ある普遍現象』田中典子 (監修, 翻訳) 東京:研究社

 

前原里子(2001)「ポライトネス・ストラテジーの日米対照研究-初対面二者間会話の分析より-東京外国語大学 修士学位論文(非刊行) 東京:東京外国語大学

 

三牧陽子(2013)『ポライトネスの談話分析 初対面コミュニケーションの姿としくみ』東京:くろしお出版

 

文字化

 

宇佐美まゆみ(2007)「改訂版:基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for JapaneseBTSJ)」『談話研究と日本語教育の有機的統合のための基礎的研究とマルチメディア教材の試作』平成15-18年度 科学研究費補助金 基盤研究B(2)研究成果報告書 東京:東京外国語大学